ガードマンによる建物警備では常駐警備や巡回警備などが存在していますが、どちらも共に、違った説明を持つものです。 ここでは、巡回警備と常駐警備の違いについて見ていきたいと思います。 常駐警備と巡回警備の違い ・常駐警備について 常駐警備は、オフィスビル、レジャー施設、ショッピングモールなどの建造物に常時警備員が配置され、建造物内への人や物の出入りを確認し、建造物内の巡回警備を行う業務を指します。 私達が普段、買い物や仕事に行った時に見かけるのは、このタイプの警備員が多いです。 夜間の警備も行い、ビルの所有者や利用者が不在の場合でも、盗難、不法侵入、災害時の対応などを行います。 しかし、その分費用は高めですが、即応性の高さや犯罪抑止効果の高さから、多くの方々が常駐警備の利用をされています。 ・巡回警備について 巡回警備は、警備する対象建造物に常駐することはありません。基本的にはいくつかの建造物の様子を巡回監視して、安全点検を行ったり、万が一巡回中にトラブルの通報などがあれば、一番近くに居る巡回警備員が急行するシステムです。 常駐警備のように、すぐさま対応を取ることは難しいのですが、その分費用を抑えることができるのが特徴です。 巡回警備も常駐警備も、それぞれに利点と欠点がありますが、必要なサービスやサポートのレベルを考えて、適した警備の形態を選ぶのが必要です。